ゴルフクラブって価格は様々ですよね?
中古は別として、同じ新品のクラブなのに価格は様々。
ブランド?
ブランド名だけならノンブランドの安価なクラブで十分ですよね。
でももしブランド名だけならばプロでも安価なクラブを使用している人がいてもいいはず。
でもプロのほとんどは高額なブランドのクラブを使用しています。
契約だから?
でも試合に勝つために契約外のクラブをわざわざ使用しているプロもいます。
ではやはり高額なクラブと安価なクラブには性能に大きな違いがあるはず。

見た目では判断できないですよね?

見た目はあまり変わらないかもしれないけど実は性能は全く異なるんだよ。
もちろん安くて良いものを手に入れたいと言うのがゴルファーの正直な気持ち。
でも有名ゴルフブランドのクラブはなぜ高額なのでしょうか?
高額なクラブと安価なクラブにはどのような違いがあるのか?
説明していきましょう。
クラブの重視していることが違う
高額なクラブと安価なクラブでは重視していることが全く違うのです。

同じゴルフクラブなのに重視していることが違うって?
そのそもゴルファーには求めているものが異なります。
当然良いスコアで上がりたい人がほとんどなので、性能の良い自分にあったクラブを求めている人がほとんどです。
でも希に良いスコアで上がることより、ただゴルフ場で楽しく過ごすことを目的としている人もいるのです。
そのような人にとっては性能よりコストパフォーマンスの方が重要になってくるのです。
高額なクラブが重視していること
高額なクラブ、メーカーが開発しているクラブは当然性能を重視しています。
そのために限界までコストをかけます。
例えばドライバーなどは初速を限界まで早くするためにフェースをギリギリまで薄くします。
ただ薄くするだけだと割れてしまいます。かと言って厚くすると初速は遅くなります。
ではどうやってフェースを薄くしていくのでしょうか?
日本のメーカーに多く見られる製法で、鍛造製法(フォージド)を採用しています。
鍛造製法とは日本刀などを作るときに使われる製法です。
熱して叩くことで薄くて丈夫な刀を作り上げます。
この方法でフェースを薄くて丈夫に仕上げるのです。
ただこれは手間がかかります。
手間がかかるということはコストが掛かります。
このコストを惜しまずに費やしているのがブランドが開発する高額クラブなのです。
安価なドライバーが重視していること
安価なクラブはとにかくコストを抑えることを重視しています。
製造や開発にコストはかけられないので、当然性能は落ちてしまいますし仕上がりの性能もクラブによってバラバラになってしまいます。
ドライバーのフェースも薄くすると割れてしまいますので厚くして割れにくくしています。
厚くすれば当然初速は落ちます。
初速が落ちれば当然飛距離は落ちます。
やはり高額なクラブに比べると飛距離は落ちてしまいます。
そしてフェース部分が厚くなるということはフェース部分に重さが集まりヘッド後方部分が軽くなります。
ゴルフクラブを優しくするために、いかにヘッドの後方部に重みを持ってくるかということに各メーカーは技術を競い合っています。
安価なクラブはヘッド後方部が軽くなってしまうので必然と難しいクラブになってしまうのです。
重量が変わってきます
高額なクラブと安価なクラブでは重量にも差が生じてきます。
特にシャフトには大きな差が生じます。
レディースクラブに大きな差が生じます
男性用のクラブは多少重くても触れる人は多くいます。
でもレディースのクラブはやはり圧倒的に軽いクラブの方が好まれます。

パワーのある女性もいますよね?
確かに女性にもパワーのある人は多くいます。
女子プロの人はパワーがありますよね?
でも考えてみてください。
女子プロゴルファーは皆男性用クラブを使っています。
レディースクラブの重たいクラブを使っている人などいませんよね?
アマチュアでもパワーのある女性は男性用クラブを使っています。
であればやはり女性用クラブは軽いほうが良いのです。
だからメーカーはレディースクラブをなるべく軽く作っているのです、
ではなぜ安価なクラブは軽く作れないのか?
1番の大きな理由はシャフトを軽くできないからなのです。
シャフトを軽くしようと思うと薄くしなければなりません。
しかしただ薄く作ると耐久性が弱くなってしまいます。
折れてしまっては元も子もありません。
薄くても折れずに弾きの良いシャフトを作るには、ドライバーのヘッド同様コストが掛かってしまうのです。
よくグリップ交換などをすると希に10~20年位前のクラブをもって来る人がいます。
その時に感じるのはカーボンの厚さが今のクラブと全然違うんです。
昔のクラブはとにかくカーボンが分厚い!
これはブログ主のような工房オヤジでなくても一目瞭然です。
これを見ると年々シャフトは進化しているのを実感します。
安価なクラブのシャフトには昔のような厚みのあるカーボン繊維が使用されていることが多いのです。
レディースの方は力のない人がやはり多いので、やはり軽いクラブの方がヘッドスピードも上がり飛距離が出やすくなります。
偽物のクラブは大抵重い
最近よくメーカーのクラブにそっくりな偽物のクラブが流通しています。
見た目の仕上げが雑で、塗装も安いものを使っているものを多く見ます。
そこで重量を測ってみるとほとんどのクラブがメーカーカタログの表記より重くなっています。
この重量の差はとても個体差と言えるものではありません。
男性が使用するのであれば重くても良いのでは?
と考える人もいるかと思いますが、そもそもなぜ重いのか?
それはコストを削っているから重いのです。
上記にも述べたとおりコストを削れば
- フェースが重くなり(厚くなり)初速が落ちる
- フェースが重くなり難しいクラブになる
- シャフトが分厚くなり弾きが悪くなる
結果本物に比べて性能が悪くなり重くなってしまうのです。
その他性能に差が出ます。
先ほど個体差の話をしましたが、ゴルフクラブはコストをかけたクラブほど個体差が少なくなります。
ゴルフクラブの個体差とは「ロフト角」であったり「ライ角」「重量」など色々あります。
一昔前までは海外ブランドのクラブの個体差は本当に酷かったものです。
工房をやっていて1番ひどかったのは、アイアンのシャフトを刺す穴の深さがバラバラだったのにはびっくりしました。
今では海外ブランドのクラブも、日本の正規代理店から入荷しているものに関してはそのようなことはほとんどなくなりました。
しかしUS仕様の輸入品はやはりまだ多少個体差が生じます。
逆にすごいなと思ったのは、1本ドライバーが20万円位するマジェスティーなどはシャフトの硬さや長さでグリップの重量を変えているのです。それほど個体差がないのです。
話がそれましたがやはり安価なクラブは個体差が生じてしまいます。
だから安価なクラブはほとんどがカタログが存在しません。
これだけ個体差が生じてしまうとカタログにデータを表記出来ないでしょう。
いかがだったでしょうか?
なんとなくゴルフクラブの金額の差の理由を理解していただけたでしょうか?
ただ勘違いして欲しくないのはゴルフを楽しむスタイルは人それぞれ。
初めに述べたとおり、スコアを気にせずゴルフ場で楽しく過ごすことを目的としている人もいます。
そのような人にとってはクラブにコストをかけたくない人もいます。

なので自分のゴルフの目的に合わせてクラブを選んでください。
もし皆さんが自分にあったクラブが欲しいのであれば、そこはコストを掛けるべきかけるべきかもしれません。
コストをケッチってしまって偽物をつかまされたら元も子もありませんからね。
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よろしければ参考にしてみてください。





