2021年に発売された「ボイスキャディT8」の評価がとにかく高いんです。
今までの腕時計型GPS距離測定器ではグリーンまでの距離、ハザードなどの距離、レイアップ地点の距離、新しいものだとコースレイアウトまで映るものもありました。
これだけでも腕時計型としては十分機能満載だと言えます。
しかしこの「ボイスキャディT8」にはなんとバーチャルAIが搭載されているのです。

バーチャルAIって何がすごいんですか?

バーチャルAIが搭載されたことによって今まで人の手によって作業していたことが、この「ボイスキャディT8」が独自に判断し現在地によって必要な画面を自動表示してくれるんだよ。
今までのGPS測定器にも様々な便利な機能が多く搭載されていました。
当たり前なのですがプレイヤーが手動でその時必要な情報を切り替えて表示していました。
しかし今回のこの「ボイスキャディT8」はその作業をAI昨日により自動で表示をしてくれるのです。
さっぱり何のことか分かりませんよね?
正直ブログ主も使用してみるまでは???って感じでした。
しかしいざ使用してみると「スゴーイ!」この1言につきました。
一体何で?
え!誰か監視してるの?
何でそんなことまでわかるの!?
不思議な、今までに体験したことのない事ばかりでした。
今回はこの「ボイスキャディT8」の何がすごいのか?
それとT8の弟分の「ボイスキャディA2」の性能と比較しながら体験談、レビューを解説していきたいと思います。
ボイスキャディT8の主な機能
今回のT8の主な機能をいくるか紹介していきます。
- バーチャルAI
- グリーンアンジュレーション
- グリーンローテーション
- オートショット/オートスコアリング
他にも便利な機能は多く搭載されています。
その全てを解説すると膨大量になってしまうので今回は際立った便利な機能を紹介していきます。
1,バーチャルAI
これに関しては次の小で詳しく説明していきます。
グリーンアンジュレーション
なんとグリーンのアンジュレーション、高低差を色や矢印で表示してくれるのです。
ゴルフ場は目の錯覚が起きるように様々な設計者の罠が仕掛けられています。
それによって普段上り、下りで悩むことなどなくてもゴルフ場に行くと、しかもグリーンに行くと解らなくなってしまうことがあります。
え、それはお前だけ!・・・
まあそう言わずにそういう時もあるよねって感じで聞いてください。
そのような時でもこの「ボイスキャディT8」はグリーンのアンジュレーションを表示してくれるので、傾斜がゴルフ場の罠に騙されることなくよくわかります。
グリーンローテーション
今までのGPS計測器にもグリーンビューを表示してくれるものはありました。
今回の「ボイスキャディT8」にはグリーンローテーション機能が搭載されました。

グリーンローテーション?
グリーンローテーションというのは自分から見たグリーンを常に正面として、グリーンのアンジュレーションを表記してくれるのです。
今までのグリーンビューはグリーンを正面から(ティーグランド)の表記だけでした。
今回のグリーンローテーションはグリーンサイドや奥からでも常にその場所を正面としてアンジュレーションを表記してくれます。
グリーン周りは慌ててしまうことが多いので、シンプルに自分からカップに向かっての傾斜を見られるのはとてもお助けになります。
オートショット/オートスコアリング
今まで手入力でのスコアリングをしてくれたGPS計測器は多々ありました。
朝日ゴルフのイーグルビジョンなどに「オートショット機能」が搭載され、自動でショットを感知してくれるものが発売になりました。

今回の「ボイスキャディT8」はショットのみではなくパッティングの感知もしてくれます。
これによってホールアウト時にスコアカウンターのようにそのホールの打数をカウントしてくれるのです。(OKパットはカウントしてくれません)
それを1日中カウントしてくれるので、スコアカードをつける必要がなくなります。
これ以上にも優れた機能はまだまだ多々あります。
なかなか機能が凄すぎて全てを使いこなすのには時間がかかるかもしれませんが、いま紹介した昨日だけでも十分満足いく機能でした。
待ってました「バーチャルAI」
そして今回の「ボイスキャディT8」の最大の目玉は何といってもバーチャルAI!
このバーチャルAIはT8にしか付いていない機能。
先にも述べたとおりその現在地によって必要な画面を自動表示してくれるのです。
ではどのタイミングでどのように自動表示してくれるのかを説明していきます。
ティーグランドで自動表示
ティーグランドで欲しい情報といえば当然そのホールの情報。
通常であれば今までは「○番ホール 345ヤード PAR4」などの情報が表示されていました。
しかし「ボイスキャディT8」は、各ティーグランドに立つと自動でコースプレビューを自動表示してくれるのです。
今まで手動で表示できるものは多々ありましたが、「ボイスキャディT8」はAIが自動でティーグランドにいることを感知しコースレビューを表示してくれるのです。
使用しているときは普通に使っていましたがこれは便利。
今までは乗用カートのコースナビを見たり、ティーグランド脇のコースマップで確認していたのにこの「ボイスキャディT8」はティーグランドからコースレビューを確認できるのです。
グリーンビュー/グリーンレイアウトを自動表示
ティーショットを打ち終わってセカンド地点に行くとグリーンレイアウトを自動で表示してくれます。
これは上級者の人には便利な機能だと思います。
正直ブログ主はこの機能を使いこなせませんでした(下手なんで 笑)
ただある程度正確なショットが打てる人であれば、グリーンレイアウトを見てグリーンのどこを狙えば良いのか、どこにつけてはダメなのかがわかります。
上級者でなくてもアプローチの時にグリーンレイアウトが表示されると、落としどころ(狙い目)がわかります(ブログ主もこの時にこの機能をフル活用しました)。
初めてのコースなどではグリーンのアンジュレーションはわかりません。
そんな時にこのAIは、ショット前にそっとグリーンレイアウトをアドバイスしてくれるのです。
パットビューを自動表示
グリーンに行くとパットビューを自動表示してくれます。
コースによって登録してあるところは傾斜や目などを矢印で表示してくれたり、ピンまでの距離を表示してくれたりもします。
そして先にも述べたとおりグリーンローテーションにより常に自分の立っている位置からカップに対しての傾斜を表示してくれるので、色々考えずにシンプルに狙っていけます。
まるで本物のキャディーがアドバイスしてくれているような感じです。
内容が重複してしまった部分もありましたが、何が凄いってこの一連の動作をAIが全て自動で行ってくれるのです。
面倒な切り替え作業等がないので機械が苦手な人でも簡単に扱えていってしまうのです。
ボイスキャディA2も凄いぞ!
そこまで凄くなくても・・・
という人は「ボイスキャディA2」でも十分かなと思います。
多少T8より性能は劣りますがこちらも十分戦力になってくれます。
ただAI機能は搭載していないので自分で切り替え作業が必要になります。
タッチパネルなので作業自体はとても簡単!
色もホワイトなので少し大きいもしれませんが、女性にもよく似合うデザインになっています。
比較(まとめ)
今回紹介をしたボイスキャディのA2とT8を比較してみます。
もちろん全ての機能があれば最高なんですが、必要ない使いこなせない機能は不必要ですからね。
参考にしてみてください。
A2 | T8 |
○ | 3点間距離表示 | ○ |
× | バーチャルAI | ○ |
○ | グリーンアンジュレーション | ○ |
○ | アクティブグリーン | ○ |
× | パットビュー | ○ |
× | グリーン回転 | ○ |
○ | 2グリーン同時表示 | ×(切り替え) |
○ | 高低差表示 | ○ |
× | ピンコンパス機能 | ○ |
○ | オートショット | ○ |
いかがでしたでしょうか?
GPSナビはここまで進化しました。
距離を知るだけの測定器が今やここまでの情報提供をしてくれます。
よく「正確に距離を打ち分ける実力無いから」といって諦めてしまっている人がいます。
はたしてそうでしょうか?
正確な距離がわからずに打っているから距離が合わないだけで、正確な距離を把握してプレイしてみると案外打てている人、多いですよ。
打ちっぱなしでグリーンに打ってる人たくさんいますよね。
打ちっぱなしは距離を表示してあるから。
であれば正確な距離を表示してくれるGPSナビを使わない手はありませんよね。
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