ゴルフは自然の中で行うスポーツです。
当然常に晴れというわけにはいかず「雨」の日にも当たってしまうこともあります。
雨の日は晴れている日とは少々勝手が違ってきます。
雨の日のゴルフは難しくなる
正直ゴルフも難しくなってきます。

雨の日のゴルフって何が難しいんですか?
雨による最大の難敵はなんといっても「滑る」ということ。
これは足元もそうなんですが当然グリップも滑ります。
グリップが滑るとショットが乱れ正確性が欠如しスコアも悪くなります。
そして雨に濡れることによって体が動かしにくくスイングがしづらくなります。
これもミスショットの要因となってしまいます。
雨による弊害は話せばまだまだあるのですが・・・。
これらのことなどが重なり雨の日のゴルフは難しくなってしまいます。
しかしそんな時にしっかりとした備えがあるのとないのでは難易度も変わってきます。
では何が必要になるのか?
今回は初心者が最低限用意したほうが良い「必需品」を5つ紹介したいと思います。
雨のゴルフの5つの必需品!
雨用のグローブ
グローブの種類には大きく分けて「天然皮革」と「合成皮革」があります。
「天然皮革」のグローブは付け心地がよくフィット感が強いのですが雨や汗に弱いというデメリットがあるので、雨の日は「合成皮革」のグローブの方が良いでしょう。
ただし雨の日はグローブが水分を吸ってしまうのでなるべく予備を多く持っていくと良いと思います。
雨用に手のひらに突起物(デコボコ)の付いているグローブもあります。
これらのグローブも雨の日には強い味方になります。しかし突起物の形状によってはルール違反になることもあるので気をつけてください。(ルール違反のグローブには非公認と記載があるものがほとんどです。)
着替え
晴れの日などはほとんどが1枚でラウンドできてしまいますが、雨の日は着替えを何着か持っていくと良いと思います。
特にハーフターンの昼食時に濡れたままだと風邪をひいてしまいますし、午後のプレーにも悪影響をきたしてしまいます。
これらの理由から上下ウエア、出来れば下着と靴下も用意しておくと良いと思います。
大抵のゴルフ場には乾燥室が設置してあるので、昼食時にタオルやグローブ、キャップ、レインウェアなどを乾燥させておくと良いでしょう。
※流石に乾燥室でズボンや靴下を脱ぐわけにいかないですよね。 |
レインウェア
当然雨の日のゴルフですからレインウェアの用意も必要になります。
ゴルフショップなどに行くと様々な金額のレインウェアがありますがどれを買ったら良いのか正直迷うとこです。
それこそコンビニやホームセンターなどで販売指定すリーズナブルな商品でも良い気もします。
しかしレインウェアにはチェックしておかなければならない機能が何点かあります。
その機能こそがゴルフを快適にプレーしやすくしてくれるものであり、それにより金額も異なってくるのです。
耐水圧
生地に染み込もうとする水の力を抑える性能数値

簡単に言えば水を通さない力なんだ。
当然この耐水圧の数値は高ければ高いほど良いのですが、ゴルフでは10.000~20.000mmくらいあれば十分だと思います。
一般的にホームセンターなどのレインウェアな1.000~5.000mmくらい、折りたたみ傘で2.000くらいと言われています。
10.000mmで傘が必要なくらいの雨、20.000mmあれば土砂降りでもほぼ濡れずに済みます。
透湿性
内側から外側に水蒸気を出す性能

この数値が高いほど蒸れにくいってことなんだ。
ビニール性の雨合羽などを着たことがある人ならばわかると思いますが、熱の逃げ場がなく空気(風)も通らないので蒸れますよね。
スポーツ観戦などはそれでも我慢できますがゴルフはそれを着て動かなければいけません。
あの蒸れた状態でしかも夏場に18ホール・・・、気が遠くなってきますよね。
そこでこの蒸れを逃がしてくれるのが透湿性なのです。
もちろんこの数値も高ければ高いほど蒸れにくいと言えます。
よく販売されているゴルフレインウェアでは10.000~30.000g/m/24hくらいの物が多いです。
お勧めとしては20.000g/m/24h以上あれば夏でも大丈夫だと思います。(暑いの苦手な人は30.000g/m/24hというのもあります。)
サイズ調節機能
袖の脱着、ウエスト、股下調節機能など
ゴルフのレインウェアはS・M・L・LL・3Lというサイズがほとんどです。
通常のスラックスパンツのようにウエストサイズが細かく分かれていません。
そして裾上げも出来ないと考えたほうが良いと言えます。(裾上げをすると裾上げした部分の防水機能がなくなり、裾から水漏れすることがあります。)
だからほとんどのゴルフ用レインウェアにはサイズ調節機能が付いています。
しかしリーズナブルなものになるとこの機能がないものもあります。
袖の脱着、ウエスト、股下の調節機能が付いているものを選びましょう。
ラウンド用の傘

傘は乗用カートについてますよね?
はい、ほとんどのゴルフ場の商用カートには傘が装備してあります。
しかしゴルフショップなどで販売されている傘を持ってもらうとわかるんですが、販売されている傘はなんといっても「軽い!」
しかも大きさも様々で物によっては「紫外線カット」機能もついていて日傘として使えるものもあります。
傘は特に持ち運びはしないでキャディーバックに備え付けるところがあるので1つくらい「My 傘」を持っていても良いと思います。
※とても軽くて便利なのと、夏に日傘をするのとしないのでは涼しさが全然違うので「My傘」をお勧めします。 |
タオル(3枚)
ここではあえてタオルは3枚と書きます。
1~2枚でも足りそうなものですが、雨の日のゴルフは想像以上にタオルを使います。
もちろん顔や体を拭いたりもするのですが・・・。
結構使うのが「手」です。
やはり手が滑ってはまともなショットは打てません。
ハーフ50で回る人ならパターを含め50回くらい手を拭くということになります。
結構使いますよね。おそらく1枚では足りませんよね。
もちろん降水量などにもよりますがやはり・・・3枚は持っていきましょう。
雨の日でも楽しく
雨の日だとどうしてもハズレくじを引いたような、憂鬱なような、そんな気分になりがちですよね?
確かに晴れの日のようにとはいかないけど・・・。
でもしっかりと準備していけば憂鬱な気分になることもないですし、難しくなることもありません。
いや、むしろ晴れの日よりも多少小雨が振ったほうがスコアがよくなることもあるんです。
そんな馬鹿な!?
いや本当の話なんです。
多少の雨でゴルフ場が水分を含んだほうがボールが良く止まるんです!
始めの頃は飛ばすことに頭がいきがちですが、ゴルフはボールを止めるスポーツでもあるんです。
グリーンにも止まりやすくなりますし、OBもセーフになるかも・・・、グリーンも遅くなりますしね。
悪いことばかりじゃないでしょ。
でも、そのためにはしっかりと雨の準備をしていくこと!
この準備次第で気持ちもスコアも変わってきます!
楽しみましょう(*゚▽゚*)
合わせて読んでみてください。



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