ドライバーを選ぶときに頭を悩ませるのが「シャフト選び」。
何を選んだら良いのか?
どんなシャフトが自分に合っているのか?
調べれば調べるほど、店の定員さんに聞いても色々なことを言われて訳がわからなくなったりします。
シャフトは硬いほうが飛ぶというデマ!
今はプロもシャフトをスペックダウンしている時代。
ではどのようにシャフトを選んだら良いのでしょうか?

そもそもシャフトの違いって?

同じメーカーでもシャフトによっては性能が全然異なるんだよ。
実はシャフトの表記にルールはないんです。
これは各メーカーが勝手にSとかRとか表記してるだけ!
本当はゴルフ業界である一定のルールを作ればこんなに悩まなくて済む話。
では振動数は?
やたらと振動数を知ろうとする人がいますが、実はこれもあまりあてになりません。
なぜならヘッドの重心距離によって同じシャフトでも振動数は違う数値が出てしまうのです。
ではどうやってシャフトを選べば良いのか?
今回はあえて玄人の人や上級者目線ではなく「初心者」の人にわかるようなシャフト選びのコツを紹介します。
ずばりシャフト選びで押さえておきたい、知っておきたいのは3つ!
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知っとるわ(`Δ´)!
いや今回は初心者目線で見てください。
案外上級者の人でも知らなかったことも出てくるかもしれませんよ(^O^)
今回はこのシャフト選びの3つのポイントを説明していきます。
シャフトの硬さ
クラブを購入しに店に行ったことのある人なら知っていると思いますが、シャフトにはそれぞれ硬さがあります。
硬さには R SR S X などがあります。
RからS、Xにかけてシャフトは硬くなっていきます。
それ以外にも女性用のLやA、男性シニア用のR2(Rより柔らかい)シャフトもあります。
まずはこのシャフトの硬さを選ばなければいけません。
このシャフトの硬さはどのように選んだら良いのでしょうか?
ヘッドスピードで選ぶ
基本的にほとんどの人はヘッドスピードでシャフトの硬さを選びます。
当然ヘッドスピードが早い人(体力のある人)は硬いシャフト SやXを選びますしその逆でヘッドスピードが遅い人(体力のない人)SRやRのように柔らかいシャフトにします。
では基準はどれくらいなんでしょうか?
目安を紹介しておきます。
- ~39m/s→Rシャフト
- 39m/s~43m/s→SRシャフト
- 43m/s~→Sシャフト
一応目安としている測定器はブリヂストンやダンロップの測定器のヘッドスピード測定器です。
最近多く使われているトラックマンなどはヘッドスピードが2~3位遅く出ることがあります。
ただ、後にも述べますが使用するクラブによってもヘッドスピードは変わってきます。
軽く柔らかいシャフトのドライバーを振れば当然ヘッドスピードは早くなります、し重たく硬いシャフトを使用すればヘッドスピードは遅く出ます。
あくまでここではヘッドスピードを早く出すことを目的としているわけではないので、自分のクラブや色々なクラブを試打して、一番弾道の良いもののヘッドスピードでシャフトの硬さを選ぶことをお勧めします。
方向性で選ぶ
ブログ主はあまり強く推奨しないんですが、方向性でシャフトの硬さを選ぶ方法もあります。

方向性とシャフトの硬さって関係あるんですか?
シャフトの硬さと方向性は実は大きく関係があります。
シャフトを硬くすればシャフトのしなり幅が小さくなるので曲がり幅も小さくなります。
ではまっすぐ飛ばない初心者こそシャフトを固くするべきでは?
って考えがちです。
しかししなり幅を小さくするということは、ヘッドスピードも遅くなることもあるかもしれませんし飛距離が落ちる確率が高くなります。

初心者は曲がるのは当たり前!
曲がるのはまだ腕がついてきてない証拠!
これを無理やりシャフトを硬くして距離を殺すというのは・・・あまりお勧めはしません。
もしゴルフが上手くなりたいのであれば、無理に硬くせずにヘッドスピードに合ったシャフトにすることをお勧めします。
シャフトの重さ
シャフトには色々な重さのものがあります。
一般的に50g台のものが標準ですが、近年ではXXIOのように40g台のシャフトが標準装備されているクラブもあります。
このシャフト重量も選ばなければいけません。
このシャフト重量も選び方があります。
ヘッドスピードで選ぶ
前の章にも述べたとおりシャフト重量もヘッドスピードが大きく関係します。
一般的には柔らかいシャフトは軽く硬いシャフトは重く作られているのがほとんどです。
だからヘッドスピードが早い人は重く硬い、ヘッドスピードが遅い人は軽くて柔らかいシャフトを選択します。
しかし近年のプロゴルファーは飛距離を出すために軽くて硬いシャフトを使う人が増えてきています。
前にも述べたとおりシャフトは軽い方がヘッドスピードが早くなり、重くなるとヘッドスピードが遅くなる傾向があります。
昔は飛距離より方向性を重視するプロゴルファーが多かったのですが、近年プロゴルファーのレベルが上がって飛んで曲がらないことが試合に勝つ当たり前の条件となってしまったので、少しでも飛距離を出すために「軽硬」が増えてきています。
腕力(手打ちかどうか)
このタイプは男性に多く見られます。
女性は腕の力が弱い人が多いのでクラブを体全体で振る傾向があります。
しかし男性で腕っ節が強い人は、体を使わず腕力で振ってしまう人が多くいます。
手打ちで打つと球は真っ直ぐ飛びにくくなります。
頭でわかっていても腕に力が入りどうしても手打ちになってしまいます。
このタイプの人はヘッドスピードに関係なくシャフト重量を重くしてあげたほうが良いでしょう。
重たくなれば手だけで触れなくなるので必然と体を使うようになります。
結果良いスイングになり球も曲がりずらくなります。

シャフトが重くなるとヘッドスピードが落ちるんでは?

手打ちの人はシャフトを重くすることで全身を使うようになるので、ヘッドスピードは落ないんだよ。
手打ちから全身を使うように矯正するわけですから、返ってヘッドスピードが上がる人もいます。
スライス?フック?
悩みの球筋もシャフトの重量が関係してきます。
ただし初心者の人は知識程度で聞いておいてもらってオッケーです。
初心者ほ人は先ほど述べたとおり曲がって当然!
右にも左にも曲がって当然!だからです。
でもシャフト重量がスライス・フックに関係するなら・・・
- フックに悩んでる人は重たいシャフト
- スライスに悩んでいる人は軽いシャフト
をお勧めします。
重たいシャフトは振り遅れしやすくなります。
これによってフックがしにくくなり、シャフトを軽くすることによってシャフトが帰ってきやすくなるのでスライスがしづらくなります。
しかしこれはスライスもフックも両方経験して最終的にどちらを嫌うかという話なので、右にも左にも曲がってしまうと言う人は、現状の体力に合った重さにしてあげるべきでしょう。
シャフトのキックポイント
シャフトにはキックポイントと言うのがあります。
主にグリップ側から元・中元・中・先中・先(ヘッド側)という感じでシャフトのしなりの主となる部分です。
しかしこのキックポイントは色々な考え方があり、キックポイントが必ず1番柔らかい場所という訳ではありません。
今回はシャフト選びなので詳しいキックポイントの話は割愛させていただきます。
(知らねーんだろって言わないでください(´・ω・`))
このキックポイントでも球筋に大きな影響を与えます。
フック?スライス?
先ほどの章で重量もこのスライス・フックに影響を与えると言いましたがキックポイントも大きな影響を与えます。
一般的にメーカー純正のクラブに入っているシャフトのほとんどが中調子です。
これはあえてシャフトに癖を付けないために中調子にしているものと思われます。
シャフトのキックポイントをグリップに近い手元側に持ってくると、トップからの切り返しでシャフトがたわむためヘッドが帰りにくくなります。
つまりキックポイントが手元側に来ればフックしにくくなるのです。
この逆でヘッド側の先端にキックポイントがくれば、インパクトでシャフトが走りやすくなるためスライスしにくくなります。
先ほどの重さと合わせれば、重くて元調子のシャフトはフックしにくくなり、軽くて先調子のシャフトはスライスしにくいということになります。
弾道の高さに影響します。
これは先ほどのスライス・フックの話に似ているのですが、シャフトの先端がしなればシャフトが走るので球を拾いやすくなります。
当然弾道は高くなります。
キックポイントが手元側にくれば球を拾いにくくなるので弾道は低くなります。
では何を選ぶ?
では結局どのシャフトを選んだらよいのか?
キックポイントの話まで出てくるとゴチャゴチャしてしまいましたかね?
ブロブ主がお勧めするシャフトの選び方はまずヘッドスピードを測ること!
まずは自分のヘッドスピードを知ってください。
そして硬さを決めて色々な重量のシャフトを振り比べてください。
必ず振り心地の良い重量があるはずです。
まずはそれでオッケー!
初心者のうちはそこからスタートしていってください。強いて言うならキックポイントはクセのない中調子がお勧めです。
自分に合ったシャフトを選んで練習してください。
合ったシャフトで練習すると上達は絶対に早くなります。
そしてそこそこ上達したなと思ったら、フィッティングなどをして更に悩みに合ったシャフトを見つけてください。
ゴルフは腕も大切だけど道具もとても大切なもの。
シャフトはその大切な道具の重要なパーツ!
決して雑誌やテレビの情報だけを鵜呑みにしないで実際に試して下さい。
雑誌などの情報はあくまで一般論なので必ず自分に合うとは限りません。

自分の足で試しに行ってください。
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