今年女子プロゴルフなどでよく見かける緑のロゴのNS950GH。
気になってはいたけどなかなか情報がはいってきませんでした。が、ついに9月解禁になしました。その名も「NSPRO950GHneo」
これがとにかく凄いんです。
確かに最近テレビや雑誌などで緑のNS950をよく見かけますよね?気になってはいたんですけど今までのNS950と何が違うんでしょう?
今やスチールシャフトの代名詞とも言えるNS950にニューバージョンが登場した。実はこのシャフトの性能が凄いんだ。
そうなんだ。
どんな感じで凄いんですか?
近年アイアンのヘッドの性能の向上は目まぐるしく凄い。そのアイアンのヘッドを最大限に生かしてくれるシャフトなんだ。
そうなんですか。それはとても楽しみですね。
近年アイアンのヘッドの性能はどんどんよくなっています。
その進化したアイアンに最大限に対応したシャフト「NS950 neo」。
何がどのように凄いのか!どのように進化したのか?調べてみました。
そもそも「NSPRO950GH」とはどんなシャフト?
約20年前の1999年、このNSPRO950GHというシャフトは誕生しました。
当時スチールシャフトといえば「ダイナミックゴールド」や「ライフル」などのツアープロが使っているような固くて重いシャフトが主流でした。
スチールシャフトが重くて好まないゴルファーはカーボンシャフトに流れていましたが、やはりスチールシャフトを使いたいという回帰現象が起こる中、日本シャフトが軽くてもっと楽に振れるスチールシャフトをという考えでNSPRO950GHは誕生しました。
ユーザーからは「NSプロ」とか「キューゴーマル」などの愛称で親しまれました。
スチールシャフト=ハードヒッターというイメージが強かった当時、アベレージゴルファーやシニアゴルファーでも使えるスチールシャフトとして大変親しまれました。
「ダイナミックゴールド」や「ライフル」のようにキックポイントが元や中元にあるハードなスチールシャフトに対し「NSプロ」はキックポイントを中に設定し、先端もしなりをよくすることで弾いて捕まるスチールシャフトを作ったのです。
この頃からアベレージゴルファーなどが使う優しくて飛距離が出るアイアンに使われるようになり出しました。
「NSPRO950GH neo」はなぜ出来た?
「NSプロ」は950をはじめ850や750など軽量化したバージョンを増やして行き多くのユーザーに親しみ使われるようになっていきました。
しかし各メーカーによるアイアンの開発が進み「飛び系アイアン」や最近では「ぶっ飛び系アイアン」などが多く世に出回り出しました。
飛距離が落ちてきたと悩むシニア層などのゴルファーが、アイアンでの飛距離が伸びるようロフトを立て、打ち出し角度が高くなるように低重心化し、昔の番手の飛距離が取り戻せるようになりました。と同時に問題も出始めてきました。当たり前と言えば当たり前なのですが・・・
グリーンで止まらない(汗)!
いかに低重心化し打ち出し角度を高くして高さでボールを止めようとしても、スピン量はロフトを立てた分減ってしまいます。
そうなるとどうしても飛ぶけど止まらない!という現象がおきてしましました。
そこで日本シャフトは考えました。この「ぶっ飛び系アイアン」で止まるボールが打てるシャフトは作れないかと。飛距離はそのままでシャフトでスピン量を増やせないかと!
そこで誕生! 「NSPRO950GH neo」!
最近の「飛び系アイアン」にマッチングしたシャフト「NSPRO950GH neo」が誕生しました。
どのようなシャフトかと言うと・・・
- 従来のNS950のシャフト中間部の合成を高める(しっかりさせる)ことで先端部のしなり戻りを強調することが出来ました。
- それによりストロングロフトのアイアンのスピン不足を解消。適正なスピン量を実現することが出来ました。
- 今まで太くてリストターンがしにくかったNSプロに対しグリップ側のシャフトの太さを15.24mmにする事によってスムースなリストターンを実現することが出来ました。それにより捕まったしっかりとした弾道を可能にしました。
商品コンセプト(まとめ)
950の特性を継承し、ぶっ飛び系アイアンなどに対応
軽量かつシャープな振り心地と抜群の飛距離、コントロール性能を継承しつつ近年台頭する大型化、ストロング化しているアイアンヘッドのポテンシャルを最大限に引き出すことを可能にしました。
中間層を固くすることによってスムースなしなり感を実現
今までNSプロを嫌う人に多かった「中折れ感」がなくなりました。
試打をしてみて今までにあった頼りなさがなくなり気持ちいい振り心地になっていました。
ロゴデザインを一新、カラーも爽やかなグリーンに!
今までオーソドックスだった(地味だった)デザインから明るく爽やかなグリーンに一新。
若者や女性でも使えそうな爽やかなデザインになりました。
なるほど、近年の飛び系アイアンの悩みにぴったりとフィットするシャフトになったんですね。
このシャフトによって「飛び系アイアン」が「飛んで止まるアイアン」になることが出来るんだな。
もうすでに純正シャフトとして採用しているメーカーも増えてきました。
今後はこのシャフトのラインナップも増えていくでしょう。
着々と進化していくゴルフクラブ。
今後どんな進化を遂げていくのか楽しみです。
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