11代目となるXXIOがついに誕生しました
ずばりその名も「XXIO 11」!・・・そのまんま(汗)
しかし今回のXXIOは過去のXXIOと違い思考を変えてきました。
今までの考え方、ヘッド重量増!、クラブ総重量減!を一旦終了し、新たな考え方で飛距離を伸ばそうとしてきました。
その結果新しいXXIOは新感覚で飛距離を伸ばしてきました!

今までのXXIOは何代にも渡って軽量化を進めてきて進化を遂げてきたんですよね?

その通り。XXIOは軽量化を進めることで、誰にでも振りやすく、飛距離を伸ばせる打ちやすいクラブとして人気を不動のものとしてきたんだ。

そのXXIOが軽量化を進めるのではなく、考え方を一新して発売したということなんですが・・・?

その通り!今回のXXIOは軽量化ではなく他の方法で飛距離を伸ばすことに成功したんだ。

軽量化ではない他の方法?
今までのXXIOはヘッドの開発と共にクラブの総重量を軽量化し、インパクトの衝撃を増すためにヘッド重量を上げ、その分シャフト、そしてグリップをも軽量化してきました。
そのXXIOが思考を変えて新たな取り組みで飛距離アップに挑んできました。
それはどんな試みなのか?
今回はその秘密を説明していきたいと思います。
XXIO 11の新しい考え方!
前にも述べたとおり今までのXXIOはヘッド重量を重たくし、その分シャフトとグリップを軽量化することでヘッドスピードを上げ飛距離を伸ばそうとしてきました。
それゆえ新しくなるにつれて(特にドライバー)のグリップはどんどん軽くなってきました。
過去のXXIOのグリップ重量についてはこの記事を参考にしてみてください。
https://kentaro-w.info/xxiogurippu/
では新しいXXIO 11はどのように変化したのでしょうか?
クラブの重心位置をグリップ側にしてヘッドスピードアップ!
WEIGHT PLUS TECHNOLOGY(ウエイトプラステクノロジー)により、グリップのエンド部分に約10gのウエイトを入れることでクラブを早く振ることができるようになりました。

どういうこと?
例えばメトロノームを想像してください。
メトロノームのオモリを先端に持っていくと針はゆっくり動きゆっくりとしたリズムを刻みます。
逆にオモリを下に持ってくると針は早く動き早いリズムを刻みます。
これと同じ原理でオモリを手元側に持ってくることでクラブを早く振る(振れる)という考え方なのです。
WEIGHT PLUSはトップの位置を固定する
重心がグリップよりにあるためにトップの位置がすっと決まりやすくなります。
逆に重心がヘッドよりにあると、ヘッドのブレ方しだいでトップの位置が決まりにくくなります。
更に重心がグリップよりにあることで、テークバックがスムーズに引きやすくなり、スイングの指導がしやすくなるという効果もあるのです。
上記の理由によりスイングの指導をスムーズにし、トップの位置が来まり、グリップ側に重量を持ってくることによってヘッドスピードを上げて飛距離アップしようという考え方なのです。
XXIO 10との違いは?
では一体前作のXXIO10とはどのように変わっていったのでしょうか?
フェースの反発エリアを72%アップ!
XXIO10までは、フェースの周辺部の肉厚を薄くして反発エリアを広く取っていました。
しかし今回のXXIO11はフェース中心部を広い範囲で薄くしてスイートスポット(高反発エリア)を広げました。
フェースの肉薄の面積が増えることにより更なる反発性能もアップしました。
結果ミスヒットに強くスイートスポットの広いヘッドとなりました。
各パーツの重量が変化
ヘッド(g) | シャフト(g) | グリップ(g) | 総重量(g) | |
XXIO 10 | 196 | 40 | 27 | 270 |
XXIO 11 | 196 | 37 | 30 | 280 |
※あくまでドライバーのRシャフトの目安です。
このようにシャフトを3g軽量化し、グリップを3g軽量化して装重量はグリップエンドのウエイトの10g分だけ重くなっています。
しかしこのグリップエンドを10g重くしたことにより重心位置が約30~40mmほど手元よりになることで、装重量は重くなっても、支点を安定さヘッドスピードが上がるようになっています。
どんな人に向いている?
今までは良い点ばかり述べてきましたが、では必ずしも皆が皆飛距離が伸びるかというとそうではないでしょう。
やはり苦戦しそうなのは非力な方、女性(男性用を使用している女性)です。
総重量が重くなったことにより、ヘッドスピードが落ちたり振り抜きが悪くなったりする人もいそうです。
そう言った人はXXIO10の方が飛距離が出るというケースも多々見受けられました。
では逆にXXIO11が効果が出そうな人は・・・
- プッシュアウト、スライス系の人
- スイングがダウンブローの人
- 球筋が安定しない人
このような人たちはXXIO11の恩恵を受けることが出来そうです。
1、2の人たちは重心がグリップ側に来ることでヘッドの帰りがよくなり、スライスの抑制が期待でき振り抜きも良くなるので効果がでそうです。
3、の人もグリップ側(支点)がしっかりすることでスイングの軸が安定し、弾道のブレも減った人が多くいました。
つまり今までのXXIOより重くなった分非力な人には扱いづらくなったところはありそうです。
しかしクラブ全体的に優しくなったことも事実です。
今回のXXIO11は多少若返りが図れるかもしれません。
しかし年配者の方には慣れるまで多少時間がかかるかもしれませんね?
でもこの新しい考え方のXXIO11!
この波に乗ってみる価値はありそうです。
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