自分の持っているクラブを買取、下取りに出すとき一体どれくらいの価格になるのか?
気になりますよね。
そしてどこに出したら高額になるのか?店によって金額は異なるのか?
わからないことばかりです。

せっかくだから良い金額で引き取ってほしい・・・
誰もが思うことです。
実は各ショップによって査定金額は異なります。
これはどうしても商売である以上仕方のないことなのです。
誰もが高額で引き取って欲しいのは当たり前。でもお店の側も利益を出したいので安く仕入れて高く販売したいのも当たり前。
ではざっくりですが買取価格の相場をブログ主の経験から告白しちゃいます。
店頭で販売されている価格の約30%~40%位が相場になっています。

ではまず自分のクラブの販売価格を調べないといけないですね。
とはいえ素人が自分のクラブの販売価格を調べるのも大変なこと。
今回は自分のクラブの販売価格の調べ方、中古クラブによくあるランク(A、B、Cなど)の基準、そして少しでも高額で引き取ってもらうコツなどを説明していきましょう。
クラブの名称、年式を調べる
もちろんこれは最低限当たり前の事です。
メーカー、クラブの名称、年式。
クラブの名称は大抵クラブに書いてあるのでわかると思います。
年式となるとちょっとわかりにくいと思います。必ずしも自分が購入した年がそのクラブの年式と一致するとは限りません。
ではどのように調べたら良いのでしょうか?
メーカーのHPから調べる
メーカーと名称がわかったらそのメーカーのHP(ホームページ)から調べることが出来ます。
最近のメーカーは経費削減によりウェブ上にカタログを掲載しているケースも多くあります。
そこからカタログの写真と照らし合わせて年式が確認出来ます。
全てのメーカーではないのですがシャフトに記載されている文字(数字)に年式のヒントがあるケースがあります。(カスタムクラブは別です)
例えばXXIOなどはシャフトに「MP900」などMPから始まる数字が記載されています。
その数字は何代目かを示しています。
「MP900」というのは「9代目」のXXIOという意味になります。

しかしあまり古いとウェブ上に記載されていないケースも多々あります。
メーカーに直接電話をする
ウェブに商品が載ってなかったり写真を見てもいまいちわからない人は、メーカーに直接電話してみるのも良いと思います。
ここで注意することは、購入店舗や近隣のゴルフショップに電話するのではなく製造メーカーに電話をするということです。
なぜゴルフショップはダメなのか?
ショップも結局メーカーに電話をして確認をするから2度手間になってしまうからです。
メーカーであれば自社のクラブの何処にどのような刻印、形をしているかで年式を判断できます。
先ほど述べたように、シャフトにどのような記載があるかで年式を判断もしてくれます。
そこで年式を把握して、ついでに当時の定価も聞いておくとよいでしょう。
中古クラブショップのHPで調べる
最終的にはここを見る必要があります。ここで中古の販売価格を見て買取価格の金額を出すからです。

なら最初から中古ショップのHPで調べれば良いんじゃないですか?
もちろん最初から中古ショップのHPでメーカー、名称、年式がわかれば問題はありません。
しかし中古ショップのHPでは、写真がなかったりシャフト記載されている数字やモデルの名称などが載っていない事が多いので、ここで全てを把握するのはなかなか困難であることが多いのです。
中古ショップのHPで年式などがいまいちわからない方は上記の「メーカー」から調べてみてください。
程度(ランク)を調べる
中古クラブにはランク(程度)があります。
大切な自分のクラブなんで当たり前なのですが、大抵の人は自分のクラブのランクを高く評価します。
ランクのつけ方は各中古ショップによってもちろん異なります。
ここではブログ主が何件か中古ショップを見て回って調べたランクの目安を記載しておきます。(おやじ工房では中古の買取をしていないので(^_^;))
参考にしてみてください。
| S(N)ランク | 新品、未使用品。ビニールが付いているとなお良いでしょう。 |
| Aランク | 無傷品、使用感が全くなくグリップヘッドカバーも綺麗な品。 |
| Bランク | ヘッドの上部(クラウン)に傷なし。底(ソール)やフェイスに多少使用感があり。 |
| Cランク | クラウンにほぼ傷なし。ソールやフェイスに通常の使用傷がある状態。 |
| Dランク | クラウン(ヘッド全体に)にキズ有り。グリップも消耗又は純正以外に交換済み。 |
その他・・・ヘッドの塗装がひどく剥がれていたりすると買取不可の場合があります。
シャフトをメーカーにカスタム注文したものではなく工房やショップなどでシャフト交換したものは、安く買い取られるケースがあります。
高額なシャフトを入れたのになぜ?って思ってしまうかもしれませんが、やはり買取価格は純正の方が高額になります。
もしシャフトを交換してあったり、純正のヘッドカバーや専用のトルクレンチなどの紛失がある場合はランクが1つ下がると考えたほうが良いかもしれません。
ランクを下げないためには極力ヘッドカバーをまめに付けておいたほうが良いでしょう。
ちなみにブログ主は、キャディーにクラブを渡す時でもヘッドカバーをしてから渡します。
高く買い取って欲しいですからね。
以上のことを調べて現在自分のクラブがいくらで販売されているかを調べます。
販売価格は中古ショップにいって調べても良いのですが、HPなどで調べると良いでしょう。
しかし勘違いしてはいけないのがオークションやメルカリなどの価格はあてになりません。あくまで中古ショップの販売価格を参考にしてください。
そして販売価格の30~40%位の買取価格を計算します。
30~40%の差は人気度によって変わってきます。
少しでも高額で買い取ってもらうには?
大体の価格の出し方は上記に記載したとおりです。
価格はだいたいわかったもののやはり少しでも高額で買い取ってもらいたいのも本心。
ではどうすれば高額で買い取ってもらえるでしょうか?
自身でオークションなどに出品する
本題と少しずれてしまいますがこれが1番高額になります。
中古ショップへの買取は中古ショップという店を挟む以上やむを得ません。
個人が直接客に販売すれば店へのマージンが不要になります。しかし店を通さないということは、客のクレームなどにもすべて自身が対応しなくてはならないというリスクも伴います。
これらのリスクなども踏まえて高額で取引したい場合は個人で出品してみるのも良いでしょう。
価格は中古ショップと同じにするとショップで買われてしまうので10~20%減くらいで設定してみてはいかがでしょうか?
中古ショップを何件かハシゴする
1店舗で決めてしまうのではなく数店舗回って1番高額なショップを探してみると良いでしょう。
買取価格なんてどこも同じだと思っている人がほとんどだと思います。
「相場があるのでどこもそんなに変わらないですよ」なんて言うショップの定員も沢山います。
しかし実際には査定の方法も店によって違いますので結構買取価格も差があります。
ブログ主も実際に10~12年前の古いアイアンセットを買取に出してみたら、A店では\2,000と言われB店では\1,500、C店では\500と言われました。
安いクラブでこれだけの差があるということは、みなさんのその価値のあるクラブはもっと差が出るかもしれませんよ(^_^;)
カマをかけてみる
値引き交渉などでよくやる人いますよね。これ買取でも案外使えたりするんですよ。
中古ショップはクラブを買い取ることも大切な仕事なんです。
特に中古専門ショップは中古クラブの買い取りは言わば商品の仕入れ。
仕入れがなければ販売する物がなくなります。
だから何とかして中古クラブを買取りたい(仕入れたい)のです。
でも買い取る側もプロです。むやみにカマをかけても見破られてしまいます。
ではどれ位?上記に述べたとおり40%くらいまでなら十分にカマをかけられます。
もう少し!と言うのであればモデルが5年前以内であれば50%くらいまでカマをかけてみても面白いかもしれますせん。
それ以上カマをかけると軽くあしらわれてしまうかもしれません。
いかがでしたでしょうか?
今まで気にしてなかった買取価格ですが案外損をしている人も多かったのではないでしょうか?
皆さんが大切に使っていたクラブ。
少しでも高額で引き取ってもらいたいですよね?
ぜひ参考にしてもらえると工房オヤジも嬉しいです(*゚▽゚*)
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