ゴルフクラブの雑誌やレビューの信憑性は? 信じすぎると落とし穴が!?

ゴルフ雑誌の記事やインターネットで見かけるレビューなど!

よく信じきっちゃってる人いますけど本当に大丈夫なんでしょうか?

 

ケンタロ
ケンタロ

雑誌はプロが実際に体感して感想を述べてるわけだし、レビューは購入者の声だから大丈夫なんじゃないですか?

 

確かに雑誌はそこらへんの人のい意見じゃないですし、レビューも購入者の声として載っています。

疑う必要はないように感じますよね?

 

しかし・・・

信じすぎてはダメ!

なんです。

 

ボール先生
ボール先生

よく雑誌を完璧に信じきってしまったり、レビューを鵜呑みにして自分に合わないクラブを買ってしまっている人、結構多いんだよ。

 

ゴルフ以外にも雑誌やレビューを見て商品を購入すること、多々あると思います。

しかしゴルフ(特にゴルフクラブ)は個人個人によって合う、合わないがあります。

今回は実際にあった話を交えて説明していきましょ

 

 

 

なぜ信じきってしまってはいけないのか?

ゴルフをやっている人なら誰でも雑誌も読むでしょうし、インターネットで商品を見たりする人も多いと思います。

それらを全て疑わなければいけないとなると、雑誌も読めないしネット検索もできなくなってしまいます。

もちろんこのブログも「嘘」なんじゃないのかって思って読まないといけなくなってしまいます。

そう、疑わなければならないという話ではないんです。

全てを信じきってはいけないということなのです。

 

 

  雑誌記事は主にプロなどの感想

 

ケンタロ
ケンタロ

プロの感想なんだから信憑性あるんじゃないんですか?

 

もちろんプロが実際に試打をしてその感想やデータを記載しているので、必ずしも嘘を言っているとは言いません。

ここで思って欲しいのはそのプロと自分の違いなんです。

 

ケンタロ
ケンタロ

そりゃプロみたいに上手くはないけど・・・

 

そうではないのです。

これは実際にあった話なんですが、ある雑誌を見た人が「今飛んで曲がらないクラブはPINGらしい、雑誌でそう書いてあった!」といいPINGのドライバーを買っていきました。

しかし数日後「全然飛ばない!」と言っていました。

はたして雑誌は嘘をついたのでしょうか?

そこでその人のスイングを測定してみるとヘッドスピードは35m/s。

PINGのドライバーを打っても弾道は全然球が上がらすキャリーが出ず飛びません。

そこでXXIOを打たせてみるとはるかに飛びました。

 

なぜ?

 

理由はこの人にはPINGのドライバーは重すぎたのです。

PINGのドライバーは標準で約300g弱、それに比べてXXIOは280gくらい。

この人のヘッドスピードではXXIOの重量の方が大抵飛ぶ事が多いんです。

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しかしなぜ雑誌はPINGが飛んで曲がらないと書いてあったのでしょうか?

でも考えてみてください。

試打したのはプロなんです。プロですから、トーナメントプロでなくてもヘッドスピードは45m/s以上はあるでしょう。

その人のデータはPINGが1番だったという事なのです。

雑誌が嘘をついたのではなく、まずはデータをとった人と自分が同じではないということを把握して、1感想として捉えなければならないのです。

 

  レビューはたまに嘘をつく

これも実際にあった話です。

ある人がインターネットショッピングでキャロウェイのクラブを購入しようか悩んでいました。

そのモデルはノーマルとサブゼロというモデルが存在します。

その人は自分でヘッドスピードが41m/sだと言っていました。

その人は「そのショップのレビューを見るとヘッドスピード41m/s位の人でサブゼロの9度のSシャフトを購入したらとても良い弾道が出た!って書いてあったんだよ。」

「しかも同じようなレビューが4~5件載ってたんだ。」と言っていました。

正直???と思いました。

というのは、ブログ主はヘッドスピードが44m/sくらいなんですがサブゼロの9度のSシャフトなんて絶対に選びません。ハード過ぎます。選ぶとすればノーマルヘッドの10,5度のSシャフトでしょう。

なぜかというとサブゼロというモデルは大抵プロトタイプのヘッドで、しかもそのヘッドの9度なんてとても扱えません(球が上がらないしつかまらないし)。

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それを4~5人の人が良いって言うなんて何かしらの意図があるとしか思えません。

おそらくその商品を売りたいがためのダミーのレビューだったんでしょう。なんて酷い。

レビューの全てが嘘ではないのですがたまにこんなダミーのレビューがあるのを知りました。

 

 

では一体どうしたら、何を参考にしたら良いのか?

 

 

 

 

まず自分のタイプ(特徴)を把握する

自分のゴルフスイングのタイプを把握することから始めると良いでしょう。

 

自分のタイプ?

 

難しく考えることはありません。

ざっくりで良いので自分のスイングのタイプを知ることから始めて見てください。

 

 

  ヘッドスピードを知る

まずは自分のヘッドスピードを知りましょう。

どうやって?

販売しているヘッドスピード測定器もありますし、お金をかけたくない場合はゴルフショップで測ってもらえます。

しかし「ヘッドスピードを測ってください」っていうと嫌な顔をされることがありますので、「○○のドライバーをしだしたいんですが?」といった感じで声をかけたほうが良いと思います。

そこで知って欲しいのはヘッドスピードの数値ではなく、自分のヘッドスピードが速いのか普通なのかそれとも遅いのか?ということです。

ヘッドスピードの数値は測定器によって異なります。

このブログでいうヘッドスピードはブリヂストン社の「サイエンスアイ」という機械のヘッドスピードを言っています。

他社の測定器と比べると2~3位変わることもあります。

だから数値ではなく速い、普通、遅いのどれかを把握することが大切になってきます。

自分でわからないようでしたらゴルフショップの定員に聞いてみると良いと思います。

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  アスリートかアベレージか?

こう書くと「自分はアスリートなわけがない」とほとんどの人がそう思うと思いますが、ここで言うアスリートとはザックリスコアが90切るか切らないか。そしてフッカー(左曲がり)かスライサー(右曲がり)かということで大丈夫です。

スコアが90切るようでフッカーならアスリートタイプで大丈夫です。

90切れないでスライサーならアベレージと把握してください。

その他の人は両方の目で見ないといけません(例えば90切れないフッカーはアスリート用のクラブを使うと更にフックがキツくなるケースもあるので)。

 

このような感じで自分のタイプを把握してください。

 

 

 

 

クラブのタイプ(特徴)を把握する

クラブもほとんどのクラブが対象としているターゲット(プレイヤー)がいます。

自分が気になっているクラブのターゲットはどんな人なのか?

自分に向いているクラブはどんなものがあるのか?

これらを把握すると良いと思います。

ではクラブの何を把握するべきか?細かく書くと長くなってしまうのでここではザックリ書いていきます。

 

対象としているヘッドスピードは?

クラブには対象としているヘッドスピードがあります。

最近ではシャフトをカスタマイズすればどんな人にも適合しちゃう!?なんてこともありますが、ここではあえてノーマルでの話をします。

上記で書きましたが例えばXXIOなどはヘッドスピードのあまり早くない人をターゲットにしているのに対し、キャロウェイのサブゼロなどは明らかにハードヒッター(パワーヒッター)をターゲットにしています。

このようにそのクラブはどのヘッドスピードをターゲットにしているかを把握する必要があります。

 

アスリートモデル?アベレージモデル?

プレイヤーのタイプ同様クラブにもこのタイプが存在します。

上記にも書いたのですがキャロウェイのサブゼロは完全にアスリートモデルです。

それに対しXXIOはアベレージモデルになります。

よく女子プロがXXIOを使ったりもしていますが、あれはほとんどが市販しているヘッドではなくプロ用に作られたヘッドになります。

もちろん全てのクラブが完全にこの2つに分かれるわけではありません。

中間のクラブもあればややプロモデルとかややアベレージモデルに位置するクラブもあります。

大切なのはそのクラブがどの位置に属するのかを把握しないといけないのです。

 

ザックリこれらのクラブの性能を把握してください。

メーカーのカタログではなるべく多くの人に購入してもらいたいため、ターゲット層を多めに設定しています。

なのでなるべく多くの情報を集めてクラブの性能を把握する必要があります。

 

 

 

まとめ

ゴルフというスポーツは道具を全て自分で選択できるという珍しいスポーツです。

選べるからこそ選ぶ難しさがあります。

だから失敗もします。

長年ゴルフをやっている人でも自分に合っていないクラブを使っている人をよくみかけます。

もちろんクラブ選びは失敗してくない!

だからこそブログ主は自分を知ることだと思います。

自分のスイングタイプをまずはしっかり知る。

それからクラブを選ぶ。

これがとても大切なことだと思います。

そうすれば自分とタイプが違う人のデータやレビューに騙されずに済むと思っています。

それでも悩んだら・・・

信頼できる「工房オヤジ」を見つけてみては(^_^;)

 

 

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