2019年爆発的な人気だったG400シリーズの後継として「G410]シリーズがデビューしました。
通常2代連続でヒットするなんていうことはまずないのですが、このG410シリーズは前作を超えるほどの大ヒットを記録!更に発売後半年が過ぎてもなお売れ続けています。
なぜこれほどまでに売れ続けているのでしょうか?
渋野プロが全英オープンで優勝したから?
日本女子プロの多くが使用し優勝を重ねているから?
ズバリ売れ続けている理由は・・・「飛ぶ」からなんです。

なんだ、そんな理由か・・・
そんなこと言ったら飛ぶドライバーなんて他にも色々ありますよ?

そう、確かに飛ぶクラブは他にも沢山ある。
ただそれでも売れている理由は誰でも飛ばせるドライバーが見つかるからなんだ。

ん!?
ゴルフのフォームは十人十色。
なのに誰でも飛ばせるドライバーって?

誰もが飛ばせるドライバーなんて確かに机上の空論だな。
でも多くの人が最適な1本に出会える。それが今回のG410ドライバーの魅力なんだ。
誰もが最適な1本に出会える。そして誰もが飛ばすことができる。
そんなこと出来るわけがない。がしかし多くの人が最適な1本に出会え飛ばし続けている。そしてなお現在も売れ続けている。
そんな不思議なPING G410ドライバーの秘密を今回は検証してみようと思います。

PINGのコンセプト、とにかく優しいクラブを!
PINGは昔から持っているコンセプトがあります。それは「いかに優しいクラブをつくるか」ということです。
ゴルフはスコアをつける競技。だからゴルファーの多くはより良いスコアで回りたいと思っています。PINGはそんなゴルファーのために、どうやったら良いスコアで回れるかということを考えクラブを開発してきました。
その優しさのシリーズとして「Gシリーズ」が誕生しました。
最初のころのGシリーズは正直優しいが飛ばない・・・というのが筆者の感想でした。
ところが「G30」シリーズの頃から徐々に飛距離が出だしたとユーザーからの声が聞こえだしてきました。それはもともとPINGの持っている優しさのノウハウに「高反発フェース」のノウハウが追い付いてきたからでした。
速くてブレない、だから飛ぶ!曲がらない!
深重心ヘッドでMOI値は9,000超え!ミスに強く空気抵抗を極限まで抑えた455ccヘッドで早く振れるようになりました。
更にこれまでにPINGが開発してきたこう初速を生むフォージドフェースを採用。これにより高初速を実現。
更にヘッド後方部には16gのタングステンウエイトを搭載しミスしても曲がらないヘッドになりました。
MOIとは?
慣性モーメント (Moment of Inertia = MOI) という言葉が ゴルフのスイングや道具の特徴などを説明する時に 度々使われるが その意味を ご存じだろうか。 簡単に説明すると 物体の回転のし易さ し難さを示す指標で その数値が 小さい物は 回転し易く 大きい物は し難い と言うことである。
ゴルフ豆辞典より
昨年まではMOI4,000~5,000あれば抜群の直進性とうたわれてきました。
しかし今回のG410は9,000以上! どれだけの優れた直進性かわかります。
フォージドフェースって何?
フォージドとは、鍛造(たんぞう)製造のことを指します。 鍛造とは、熱した素材をものすごい圧力で叩きながら形を作っていく製法の事。
叩いて薄くしていくので丈夫で薄い物が作れます。ということはより反発力の高いものが出来上がります。ただし技術力、手間、コストが掛かるため海外のブランドでは採用していないクラブが多いといわれています。
弾道機能性能搭載。
今回ヘッド後方部に16gのウエイトを搭載しました。これにより優れた直進性を実現することが可能になりました。
さらにこのウエイトは動かすことができ「ドロー」、「ニュートラル」、「フェード」と3つのポジションから選ぶことができます。
ドローポジションは右の曲がりを10ヤード抑制、フェードポジションは左への曲がりを10ヤード抑制することができます。
これによりユーザーの持ち球、その時のコンディションにより曲がり幅を抑えて、より理想の真っ直ぐな弾道を生み出すポジションが更なる直進性と飛距離を生み出すことを可能にしました。
ロフト/ライ角調整機能
新ホーゼル・スリーブ採用で5つのポジションでロフト角、3つのポジションでライ角えお調整することができるようになりました。
ロフト角の調整
記号表示 | ロフト角表示 |
〇 | ±0 |
+ | +1,5 |
+ | +1 |
- | -1 |
- | -1,5 |
ロフト、ライ角調整
記号表示 | ロフト角表示 | ライ角度数 |
F● | ±0 | 約3フラット |
F- | +1,0 | 約3フラット |
F+ | -1,0 | 約3フラット |

3種類のヘッドタイプから選べる
- PLUS・・・弾道調整機能を搭載したブレズに飛ばせるヘッドタイプ。
- SFT・・・スライサー向けに開発されたモデル。PLUSのドローポジションより更に3~4ヤードつかまります。
- LSTEC・・・ロースピンタイプ。パワーヒッターにお薦めです。
このように3種類のヘッドタイプからそれぞれの球筋、ヘッドスピードにより最適なヘッドを選ぶことができる。
まとめ
結論。
今回のG410シリーズは飛びます。いや正確に言うと結果飛ぶと言った方がいいかもしれません。
その理由は上記記載したとおり
- 速さを極めたフェース、ヘッド
- MOI9,000超えの深低重心設計
- 弾道調整機能掲載
このような理由から優しく真っ直ぐ飛ばせるドライバーになしました。
更に色々なヘッド、シャフトを組み合わせることでより多くのゴルファーにフィットするシリーズのドライバーになりました。
今まではいろいろなメーカーから合うクラブを探さなければなりませんでしたが、PINGの中から最適な組み合わせが見つかるようになったのです。
そうなると冒頭に述べた「誰でも飛ばせるドライバー」が実現できるというわけです。
これに伴い面白い噂を聞きました。
渋野プロはPINGだから全英で勝利できたのではないか?という業界の噂話。
今までメジャーに手が届きそうなプロは「宮里藍」プロをはじめ数人いました。
でも結果手にすることは出来ませんでした。しかし今年「渋野日向子」プロは海外初挑戦にしてメジャーを取ることが出来ました。確かに若さの勢いだとかプレッシャーが掛かってなかったからだとか言う専門家もいます。運もあるかもしれません。でもこうは考えられないでしょうか?
誰もが優しく飛ばせるPING G410(フェアウエイ、アイアンなども含む)を使ったから勝てたのではないか?PINGの持つコンセプト、良いスコアを出すために開発された優しいPINGの最高傑作品「G410」だからメジャーが取れたのではないのか?
そう考えると他のプロゴルファーがPINGのクラブを使って数々の優勝を成し遂げているのも納得しますよね。

そうまで言われたらPINGのクラブを試してみたくなるな?

PINGのクラブを選ぶならフィッターに見てもらうのが1番だよ。最適なクラブを見つけてくれるはずだ。
なぜ飛ぶのか?
自ら確かめに行くのも必要かもしれませんね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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参考にどうぞ。今度のテーラーメイドM5・M6がやばい! 過去最高の飛びを実現!